どうも、エレベーターの『五階です』というアナウンスが『誤解です』に聞こえてしまう遠峰です!
今回でブログ無事五回目の登場となります。
五と聞くと一つの節目を感じますねぇ。
自分も働き出して三ヶ月経ち、何か一つの節目を感じております。
これからも色々、わけのわからないことをブログで書いていきますがよろしくお願いします。
では、今回は先日行われた業界交流会の話をしていこうかと思います。
とある日、大阪のとある場所で業界交流会が行われました。
シナリオライターさんや原画家さん、ディレクターさんやスクリプターさん、声優さんにレイヤーさんなど、多くの方々が参加される合同飲み会です。
先輩の箕崎さんの話によると、どうやら以前にも何度か行われているらしいです。
その飲み会の存在を初めて知った俺は
『ほへぇー、そんなのがあるんだ』
と、興味深く思い、『会社をクビになったときの為に人脈作っておきたい』と考え、箕崎さんに「連れて行ってください」とおねだりしました。
どうでもいいですが『おねだり』って聞くと卑猥に聞こえてしまいますね。
そして俺は業界交流会に参加することになったのです。
最初は四十人くらいの飲み会かと思っていたのですが、それは間違い。おそらく六十人は越えていたんじゃないでしょうか。
自分は人見知りなので何とかボッチ化を避ける為に先輩について歩き、テーブル席に着席。
周囲の席に座っておられた方々はレティシアのシナリオを書いていただいた秋月耕太さんや小説家のNさん、絵師さんのGさん、N社の方、箕崎さんという感じです。
NさんとGさんには以前何度もお会いしていたので、とても話しやすく、居心地がいい。
具体的に言えば下ネタを話してもドン引きされない。むしろ乗ってくれる。(主にNさんが)
そんな環境に甘えていると、
『もっと他の人と交流してこいよ』
と箕崎さんに注意されました。
まぁ、その通りですよね。
このまま身内だけで固まっていては来た意味がない!
俺だってこのまま黙っているような男ではありません!
ここで頑張って人間関係を広げなければっ!
(会社をクビになったとき、助けてくれる人を探さなければ!)
俺は手持ち全ての名刺を湯水のようにばら撒きました。
その間、『もってけ、俺の個人情報』という替え歌をずっと脳内で延々リピート。
ペコペコ頭をさげて名刺を渡す、少し冗談を言う。笑う。次の人へ。
こんな調子で名刺を配って歩き回り、とある一角に入ったところで俺の足がピタリと止まりました。
女性声優さん達が座っているテーブル席です。
自分はぶっちゃけ女性と話したことが少なく、どういう風に接すればいいのかさえわからないピュアボーイです。
ふと見ると先輩の箕崎さんが楽しげに声優さん方と話しておられる。
ここで選択肢が四つ出てきました。
1、『先輩にお願いして、紹介してもらう』
2、『俺一人、玉砕覚悟で特攻する』
3、『すごすごと自席に戻る』
4、『Nさんと太ももの話をする』
3と4は素晴らしく魅力的で有意義な選択肢だったのですが……俺もここら辺で女性に対する免疫を持っておかないといけないと奮起。
頑張る男の子、22歳児の意地を見せなければ!
まぁ……それで選択肢1を選び、果敢に挑んだのはいいんですが、俺は野郎トークと自虐ネタしか持ち合わせていないバカだったのです。
声を掛けた最初の言葉が「俺、女の子とあまり話をしたことがなくて、よければ話に混ぜてもらえませんか」という痛々しすぎるもの。
周りの空気はポカーン。
それでも何とか喋ろうと声を絞り出すもすぐに話題が尽きました
『分け入っても分け入っても青い山』
その間、何故か種田山頭火の俳句を何度も頭の中で呟く。
それくらい俺は焦っていたのです。
先輩に助け舟を出して貰おうと思って目配せを送るも、先輩は面白そうに笑って俺を突き放すだけ。
ドチクショウ! どうすれば!
いや、どうするもこうするもありません。
結局、俺は適当に話を切り上げ、スゴスゴと自席に戻りました。
もう、これで十分、俺、良くやった。何もしなかった頃に比べたら格段の進歩だよ。
家に帰った後も酒を片手に自分を褒め続けました。
……女の人と話すのは難しいなぁ。
そう思った22歳の夜。
今回は特にオチはないよ!
以上、遠峰成介でした!
posted by catwalk at 09:58
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